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1789年、フランス革命が起こり、貴族に仕えていた多くの料理人達は、その腕を振るう場所を失いました。
混乱する街や、疲れきった人々の姿を見て、一人の料理人が自分に出来ること、すなわち、料理で人々の役に立ちたいと思いました。その料理人は、食事が人々の心を癒し、元気を出させることを知っていたのです。
彼はささやかな店を開き、心を込めて料理を作り、その料理を『レストラン(=元気を回復させる)』と名付けました。店は大評判になり、いつしか彼の店は『レストラン』と呼ばれ、
多くの人達に幸福なひと時を与え続けてきました。
今では、その料理人の名前を知ることも、そのレストランの痕跡を訪ねることも出来ません。しかし、『レストラン』は世界中に残っています。厨房の哲学者でもあった、名前無き、偉大なる名シェフに、まさに脱帽の思いです。
レストランとしての、誰もが理想とするであろうその姿勢が、レストランとしての原点そのものなのではないでしょうか。
以来、今日まで『レストラン』の心と技は進化し続けて来ました。この積み重ねの歴史を広め、次の世代に引き継ぐ事も私達の重要な責務だと考えています。
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